仮想環境にTeraTermで接続する

〇前提

virtual-blogger.net

↑の記事で、Hyper-Vを使用して仮想環境にCentOS7を入れています。

当記事は、その続きです。

 

〇ざっくり手順

  • IPアドレスを確認する。
  • ネットワークの設定をする。
  • IPを固定する。
  • TeraTermの自動ログイン設定をする。

 

〇IPアドレスを確認する。

以下のコマンドで確認できます。

ip addr

f:id:mashimain:20200906141023j:plain

f:id:mashimain:20200906141038j:plain

ここで、eth0のinetに表示されているアドレスへ、TeraTermで接続すればOKなのですが、inetが表示されていません。
これはネットワークの設定がされていないからのようなので、まずネットワークの設定を行います。

表示されている方は次の項は飛ばしてOKです。

 

〇ネットワークの設定をする。

eth0の設定は以下で定義されています。

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-et0

f:id:mashimain:20200906141217j:plain

↑の画像のとおり、

ONBOOT=no

となっているため、デフォルトでネットワークが起動していません。

 

ifup eth0

で手動起動して、再度ip addrで確認します。

※ifupはroot権限が必要なのでsuしています。

f:id:mashimain:20200906141333p:plain

 

ip addr

f:id:mashimain:20200906141453j:plain

出てます。

試しにTeraTermで接続します。

f:id:mashimain:20200906141532p:plain

f:id:mashimain:20200906141544p:plain

f:id:mashimain:20200906141624p:plain

接続はOK。

ただ、デフォルトのネットワーク設定だとIPアドレスが固定されていないので、たびたびこの値が変わり、そのたびにTeraTermの設定を変更する必要があります。

面倒なので、ここで一緒に固定してしまいましょう。

 

〇IPを固定する。

sudo vim /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

f:id:mashimain:20200906141841p:plain

変更点は以下のとおり。

・IPアドレスの自動割り振り機能

変更前:BOOTPROTO=dhcp

変更後:BOOTPROTO=none

 

・IPアドレス

追加:IPADDR=192.168.xxx.xxx

ifup後に、ip addrで確認したものを設定します。

 

・デフォルトゲートウェイ

追加:GATEWAY=192.168.xxx.xxx

ルータのIPアドレスを設定します。

コマンドプロンプトで、ipconfigと入力すると出てくる「デフォルト ゲートウェイ」の値を設定すればOK。

 

・DNS

追加:DNS1=8.8.8.8

ルータのDNSでもOK。8.8.8.8はGoogleのパブリックDNSサービスです。

 

・プレフィックス長

追加:PREFIX=24

 

・linux起動時の動き

変更前:ONBOOT=no

変更後:ONBOOT=yes

 

変更が完了したら、ネットワークを再起動します。

systemctl restart network 

 

これでIPアドレスの固定は完了です。 

今後、このCentOS7はIPADDRで設定したIPアドレスで接続できます。

 

〇TeraTermの自動ログイン設定をする。

※TeraTermのインストール手順は省略しています。

ttlファイルを作成して、エディタで開いき、以下のとおり記載します。

username=''

password=''

hostname='192.168.xxx.xxx'

HOST=hostname

strconcat HOST ':22 /ssh /auth=password /user=';

strconcat HOST username

strconcat HOST ' /passwd='

strconcat HOST password

strconcat HOST inputstr

connect HOST

username、passwordには、CentOS7に接続する際の情報を入れます。

hostnameには、接続先のIPアドレスを入れます。

 

パスワードをべた書きすることに抵抗がある人は、以下で。

username=''

hostname='192.168.xxx.xxx'

HOST='enter password'

passwordbox HOST 'password'

HOST = hostname

strconcat HOST ':22 /ssh /auth=password /user='

strconcat HOST username

strconcat HOST ' /passwd='

strconcat HOST inputstr

connect HOST

 

作成したファイルをTeraTermマクロに紐づけます。

f:id:mashimain:20200906142426j:plain

これで、作成したttlファイルを実行すると、自動でログインまで行われます。

 

このままだと、TeraTermのウィンドウサイズや、文字色などがデフォルトのままなので、その辺も設定します。

 

まずはウィンドウサイズから。

f:id:mashimain:20200906142617p:plain

f:id:mashimain:20200906142625p:plain

↑の画面で、お好みの値に設定します。

 

f:id:mashimain:20200906142715p:plain

↑のとおり、設定を適当な場所に保存します。

私はTeraTermというフォルダを作って、その中にttlファイルと、ここで作成したiniファイルを格納しています。

 

最後にttlにiniファイルを読み込む設定を追加して完了です。

以下の画像は、パスワードをべた書きしないパターンです。

username=''

hostname='192.168.xxx.xxx'

inifile='C:\Users\user\Desktop\teraterm\centos7.INI'

HOST='enter password'

passwordbox HOST 'password'

HOST = hostname

strconcat HOST ':22 /ssh /auth=password /user='

strconcat HOST username

strconcat HOST ' /passwd='

strconcat HOST inputstr

strconcat HOST ' /F='

strconcat HOST inifile

connect HOST

赤字が追加部分です。

inifileには、TeraTermで作成したiniファイルを設定します。

 

以上。

【環境構築】[Windows 10 Pro]+[Hyper-V]+[CentOS7]

〇前提

https://docs.microsoft.com/ja-jp/virtualization/hyper-v-on-windows/reference/hyper-v-requirements

端末の必要スペックは↑で確認できます。

Windows10のProで、ある程度新しいPCであれば大概いけます。

 

〇ざっくり手順

  • Hyper-Vを有効にする。
  • CentOS7のイメージファイル(ISO)を手に入れる。
  • Hyper-Vの設定をする。
  • ネットワークを設定する。
  • CentOS7を仮想環境にインストールする。

 

〇Hyper-Vを有効にする。

f:id:mashimain:20200901000150j:plain

コントロールパネル>プログラムを選びます。

 

f:id:mashimain:20200901000236j:plain

Windowsの機能の有効化または無効化を選びます。

 

f:id:mashimain:20200901000322j:plain

Hyper-V、Hyper-V>Hyper-Vプラットフォーム、Hyper-V>Hyper-V管理ツール

↑にチェックを入れます

その後、再起動が必要です。

 

〇CentOS7のイメージファイル(ISO)を手に入れる。

https://www.centos.org/

↑からダウンロードできます。

手順は以下のとおり。

 

f:id:mashimain:20200901000522j:plain

ページ上部のDownloadからDLページに飛びます。

 

f:id:mashimain:20200901000545j:plain

今回はCentOS7を入れるので、7(2003)を選び、ISOから自身の環境にあったものを選びます。

私のPCはIntel Core i7なので、x86_64を選びます。

 

f:id:mashimain:20200901000842j:plain

容量が大きいので、ミラーサイトからDLするように案内が出ています。

どこから落としても問題ありませんが、今回は、山形大学が提供しているミラーからDLします。

 

f:id:mashimain:20200901000926j:plain

CentOS7は色々なディスクイメージが用意されています。

個人の環境に入れたいだけなので、オーソドックスなisoを選択します。

DLに時間がかかるので、しばらく待ちです。

 

〇Hyper-Vの設定をする。

f:id:mashimain:20200901001126j:plain新規>仮想マシンを選択します。

※画像が切れていますが、新規を押すと選べます。

仮想マシンにあるtestは、私が過去に作成したものですのですので、無視してください。

 

f:id:mashimain:20200901001343j:plain

内容を読んで、次へをクリックします。

 

f:id:mashimain:20200901001412j:plain

仮想マシンの名前を決めます。

後から変更可能です。

 

f:id:mashimain:20200901001517j:plain

仮想マシンの世代を選択します。

Centos7は第2世代に対応しているので、第2世代を選択します。

 

f:id:mashimain:20200901001551j:plain

仮想環境に割くメモリを設定します。

私は2048MBを選択しましたが、自身の環境に合わせて設定ください。

※仮想環境を起動した時点で、ここで設定したメモリが確保されますので、大きすぎる値を設定すると、ホストマシンのメモリが足りなくなる可能性があります。

 

f:id:mashimain:20200901001740j:plain

ネット接続の設定をします。

詳細は後で設定するので、ここでは適当に設定してOKです。

 

f:id:mashimain:20200901001809j:plain

仮想マシンのハードディスク設定をします。

基本的にデフォルトで問題ありませんが、すでに同名のファイルがあるとエラーになります。

エラーが出る場合、場所(L)に記載されているパスに同名のファイルがないことを確認してください。

 

f:id:mashimain:20200901001911j:plain

Centosのインストールの設定です。

DLしたISOファイルを指定します。

 

f:id:mashimain:20200901001950j:plain

最終確認画面です。

内容を確認し、設定にミスがなければ完了をクリックします。

 

f:id:mashimain:20200901002045j:plain

ここまでの手順が完了すると、上記の画像のように仮想マシンが追加されます。

 

〇ネットワークを設定する。

f:id:mashimain:20200901002151j:plain

仮想スイッチマネージャーをクリックします。

 

f:id:mashimain:20200901002212j:plain

上記画像のとおり、設定し、OKをクリックします。

 

f:id:mashimain:20200901002244j:plain

名前は、わかれば適当でOKです。

外部ネットワークを選択し、自身の環境のものを選択してください。

 

f:id:mashimain:20200901002328j:plain

注意画面が出る場合がありますが、はいを選択してOKです。

 

f:id:mashimain:20200901002350j:plain

ここまででネットワークの設定は完了しているので、設定を先で作った仮想マシンに適用させます。

追加した仮想マシンを選択し、設定をクリックします。

 

f:id:mashimain:20200901002432j:plain

ネットワークアダプターから、追加した仮想スイッチを選択します。

 

f:id:mashimain:20200901002453j:plain

ネットワークの設定とは関係ありませんが、上記のとおりセキュアブートを無効にしましょう。

セキュアブートが有効な場合、Centos7のインストールが行われません。

 

〇CentOS7を仮想環境にインストールする。

f:id:mashimain:20200901002633j:plain

管理画面で、追加した仮想マシンを選択し、起動をクリックします。

 

f:id:mashimain:20200901002700j:plain

起動が完了したら、接続をクリックして仮想マシンに接続します。

 

f:id:mashimain:20200901002721j:plain

CentOS7のISOファイルが読み込まれ、インストールが開始します。

画像のとおり選択してください。

 

f:id:mashimain:20200901002748j:plain

言語設定。日本語を選択してOKです。

 

f:id:mashimain:20200901002807j:plain

ソフトウェアの選択をクリックして、インストールする内容を設定します。

 

f:id:mashimain:20200901002838j:plain

画像のとおり設定するのが良いと思います。

GUIを選択しない場合(この画面で特に設定しない場合)、CUIでの操作のみ可能なCentOS7がインストールされます。

完了ボタンが左上にあるので、少しわかりづらい。

 

f:id:mashimain:20200901003155j:plain

注意マークの出ているインストール先を選択します。

 

f:id:mashimain:20200901003234j:plain

特に設定は不要で、右上の完了ボタンを選択すればOKです。

なお、インストール先を変更したい方は、ここで選択可能です。

 

f:id:mashimain:20200901003332j:plain

これで設定は完了なので、インストールを開始します。

 

f:id:mashimain:20200901003352j:plain

インストール中に、ROOTパスワードを設定します。

 

f:id:mashimain:20200901003412j:plain

自身がわかるパスワードを記載してください。

 

f:id:mashimain:20200901003538j:plain

インストール画面に戻って、ユーザを作成します。

 

f:id:mashimain:20200901003609j:plain

ユーザ名とパスワードを設定します。

黒塗りされているところに、作業用のユーザ名を記載してください。

 

f:id:mashimain:20200901003635j:plain

インストールが完了するまで待ち、右下の再起動ボタンを押します。

 

f:id:mashimain:20200901003714j:plain

再起動すると、ライセンスの同意をします。

 

f:id:mashimain:20200901003742j:plain

ライセンスに同意し、右上の完了ボタンを押します。

 

f:id:mashimain:20200901003805j:plain

ネットワークの設定の確認をします。

 

f:id:mashimain:20200901003823j:plain

オフになっている場合、インターネット接続できませんので、オンに変更します。

 

f:id:mashimain:20200901003849j:plain

設定は完了です。上記ではいを選択します。

 

f:id:mashimain:20200901003921j:plain

インストールが正しく完了していれば、上記のログイン画面が表示されます。

 

f:id:mashimain:20200901003947j:plain

追加したユーザでログインします。

 

f:id:mashimain:20200901004000j:plain

言語選択が出ますが、日本語でインストールした場合、あらかじめ選択されているかと思います。

右上の次へボタンを押します。

 

f:id:mashimain:20200901004038j:plain

キーボードの設定です。

デフォルト設定で基本困らないので、次へボタンを押します。

 

f:id:mashimain:20200901004101j:plain

位置情報の確認が出ます。

自身の主義主張に応じてオンオフを選択ください。

 

f:id:mashimain:20200901004136j:plain

オンラインアカウントと接続できます。

後でも可能ですし、ここで設定しても問題ありません。

私は開発用として仮想環境を使用するため、設定しません。

 

f:id:mashimain:20200901004222j:plain

これで設定は完了です。

 

f:id:mashimain:20200901004238j:plain

最後にCentOS7のヘルプが表示されますので、右上の×ボタンを押して完了です。

お疲れ様でした!